コインランドリーのフランチャイズとは?

:竹村さん。今回はコインランドリーのフランチャイズについて、詳しく教えてください。

竹村:元々、フランチャイズじゃないコインランドリーがありまして、そこに設置する機械を販売するだけの会社が始めたビジネスです。雇用もないわけですから、研修もなければ、基本的には店舗をつくったら放置で完了。そのように誰でも思いますよね?
勿論、故障した際には修理をしますが、機械自体が高額なので販売しているだけでも高利益でした。手離れがよかったのです。それにコインランドリーのフランチャイズは、フランチャイズ的な経営指導をしても収益面の効果は薄いと考えられていました。

意外と高い!コインランドリーの洗濯機

:僕もそう思います。まず、洗濯機の価格はおいくらなのでしょうか?

竹村:家庭用洗濯機が高額でも10万円程度なので、一般的なイメージから想定すると20万円程度と予想されがちですが、200~300万円と高額なのです。なので、一店舗分の洗濯機・乾燥機を六台と仮定すると、1500~2000万円の初期投資が必要になります。

:20~30年前の精度の低そうな洗濯機でも、当時は200~300万円と高額だった。

竹村:高額でしたが、その代わりに頑丈につくられていました。なので、その20~30年前の洗濯機はあまり故障せず、今でも現役で稼動しています。

竹村:一般的な洗濯機とは機械自体が違います。家庭用洗濯機を並べて経営したとしたら、半年もせず故障してしまい、商売にはなりません。

:コインランドリーは高額の洗濯機を購入して、地域の方が認知して利用し始めれば軌道に乗るビジネスだと思っていますが、フランチャイズとしてはいくつかの本部があるのでしょうか?

竹村:いくつかは本部もあります。初期はフランチャイズというのも名ばかりで、道標を一つにまとめるための謳い文句に過ぎませんでした。一方、私たちの仲間である三原社長は完全にフランチャイズとして経営されています。

フランチャイズは”常識破り”?

竹村:三原社長が本気で取り組もうと乗り出した際には、コインランドリー業界から反対されたようです。

:月々ロイヤリティーを支払い、経営指導もある。当然、皆さんはどちらも必要ないと思った。

竹村:コインランドリー業界としては洗濯機の販売のみの、手離れのよい状態が理想とされていました。業界の常識としては、販売後の関わりは愚行でした。何故なら、販売先のアフターフォローが必要になるからです。
フランチャイズというのはその常識を逆行しています。ですが、三原社長は成功を収めました。

:一方、三原社長のコインランドリー以外のフランチャイズは、フランチャイズとしていたほうが洗濯機の販売台数を狙えると見ているのでしょうか?

竹村:そのようなフランチャイズは多いです。

:本格的な経営指導を怠って、フランチャイズとして成立していない本部もある。ですが、実際に加盟するまで実態はわかりません。次回もコインランドリーのフランチャイズについて、詳しく教えてください。