店舗の会計がわからない!?コンビニが叩かれる理由

林:コンビニの裏話を教えてください。

竹村:ネットで検索したら出てくるのですが、コンビニを叩こうとしている人たちが多いです。
コンビニこそ悪だ!という感じになっています。
民主党政権の時にあったコンビニ問題を知っていますか?

林:弁当の割引のやつですか?

竹村:あの辺に絡んでコンビニをかなりたたこうとしていました。
弁当問題もそうですが、専門家がいろいろ言っているのは会計の部分です。
ロスチャージや会計の部分をかなり叩いています。
確かにこれはかなりブラックにしています。

林:店舗の会計がどうなっているか教えてください。

竹村:どうなっているのかについてはオーナーにもわからないです。

林:いくら売れて、いくら経費が掛かっていくらもうかっているかわからないのですか?

竹村:そうです。いくらで仕入れているかもわからないです。
これはよくない、という人がいます。

店舗の会計がわかるのは借金をすべて返してから

林:募集の時はあなたも経営者、オーナー、一国一城の主になれるというのに会計はわからないのですか?

竹村:借金を全部返したらわかるようになります。

林:返し終わるまではいくらが借金の返済になっているかわからないということですか?
わからなかったら、本当はいくら売上て、借金を返済しているのかたわからないですよね?

竹村:その辺が本当に大雑把にしかわからないのです。

林:100万円儲かっている店舗でも、この店舗は50万円の利益でした、と言われて50万円を取られているかもしれないということですね?それは本当ですか?

竹村:最低保証以外の部分は限りなくブラックに近いグレーと言えます。
それを会計士に見せるとおかしいと言われます。

林:ちなみにそれはすべてのコンビニですか?

竹村:すべてかはわかりませんが、大手のCタイプは大体そういう方針になっています。

店舗の会計がわかるのは借金をすべて返してから

林:BタイプとAタイプは違うのですか?

竹村:Bタイプというのはありません。Aタイプは自分の店としてやっています。

林:AタイプとCタイプしかないのですか?
なぜBタイプはないのですか?

竹村:それはよくわからないです。
もともとコンビニというのは僕の実家の酒屋などが変わるものでした。
Aタイプはただ単に自分の店をセブンイレブンに変えて、変える時に費用がわかります。
それでロイヤリティも低いものでした。

竹村:今のコンビニはCタイプで加盟したらロイヤリティも正確にいくら支払われているのかもわからないケースも多いです。
ロイヤリティが一体何%なのか、利益や借金返済は何%なのかわからないことが多いので、わかる人に加盟されたら困ることになります。

どうなってるの!?不明確なコンビニの会計制度

竹村:セブンイレブンであったことですが、銀行員みたいな人が加盟しそうになって、会計がわからないことについて文句を言っていました。
セブンイレブンは基本的に銀行員など会計のわかる人を加盟させないです。
法人化も絶対ダメだと言われます。

林:個人事業主だったらOKということですか?

竹村:個人事業主だったらいいです。そういう会計でもいいからです。

林:個人事業主でも売上や利益がわからないのはいいのでしょうか?

竹村:収入がわかればいいと思います。

林:法人で35万を振り込んでもらったらいいのではないのですか?

竹村:法人を作ったら税理士が付くから、税理士が見たらこれはおかしい!という話になります。

林:コンビニの会計制度について詳しく知りたいです。
今回の結論としてはコンビニは売上と利益がわからないパターンがある、ということですね?

竹村:売上はわかります。売上は店の日販があります。
Cタイプは利益や経費がわからないケースが多いです。
次回、それについて詳しくお話します。