飲食のフランチャイズは上り調子!
林:竹村さん。飲食のフランチャイズについてもう少し詳しく教えてください。
竹村:意外と飲食はフランチャイズとしては人気があります。自ら始めると、趣味の延長となり失敗することがあるからです。一時期、リーマンショック時には下火になりましたが、少しずつ飲食のフランチャイズも多くなってきているような気もします。
「串かつ田中」は法人向け
林:「串カツ田中」はどんな方にオススメですか?
竹村:「串カツ田中」は法人向けです。3000~4000万円という初期投資額は、政策金融公庫では賄えません。フランチャイズの事業で業績を伸ばしたい、多店舗展開をしていきたいという法人に向いていると思います。フランチャイズのよさというのは多店舗展開です。「串カツ田中」なら、まだまだ開拓の余地があります。
林:エリアが余っているということでしょうか?
竹村:はい。手つかずの一等地もあるはずです。また、立地に左右されないので1.5等地、二等地にも出店できます。
林:費用を抑えられて、出店もしやすい。
竹村:以前、「東京〇〇〇飯」という外食チェーンがありました。
好立地を確保したからといって、安泰ではない!
竹村:リーマンショックの影響を追い風に、次々と好立地を確保していきましたが、残念なことに業態がついていかなくて衰退しました。好立地を確保しているからといって、必ずしも安泰というわけではありません。日本の外食業界はフランチャイズが根底にあります。競合相手も多いので、長い目で見て慎重に検討していくことをオススメします。
林:「串カツ田中」についてよくわかりました。また機会がありましたら、飲食のフランチャイズについて、詳しく教えてください。