「すららネット」に一言物申す!

竹村:「すららネット」について一言言わせてもらいます。今回の上場にあたってさまざまな数字が明るみに出ますが、僕は集客力はほぼないに等しいと思っています。経営する塾の名前に「すらら」を入れる必要はありませんが、「すららネット」を導入しているからといって生徒が集まるわけではありません。現在オープンになっている校舎数、売り上げなどを計算すると、1校舎あたり20人もいません。学習塾で一番大事なのは集客です。「すららネット」はソフトとしては非常に優れていて、生徒たちの満足度も高いのですが、それ自体が集客につながることは決してありません。それは「ベンチャーリンク」時代も同じでした。なので、「すららネット」は教務ツールとしては優秀ですが、これ単体では集客につながらないと認識しておいたほうがいいでしょう。実際に「すららネット」で開校したものの生徒が来ないという相談が相次いでいます。生徒募集に自信のある方であれば成功するかもしれませんが、そうでない方は別の武器を持たないと苦戦すると思います。

株本:「すららネット」は一般的なオンライン授業、Web学習のようなフランチャイズの塾と比べて、どのような点が優れているのでしょうか?

ソフトだけでは集客につながらない!

竹村:教務的な部分は「ベンチャーリンク」時代から10年以上の改良を経ているので非常に細かくできています。また、ビッグデータ的な視点でも作成されているので、ソフトとしても非常に精密です。ただ、教務ソフトとして優れているからといって生徒が集まるというわけではありません。塾の経営はそこまで単純ではないのです。上場後にどうなるのかは未知数ですが、塾を開校するツールとしてだけではなく学校にも導入しているようなので、全体の売り上げとしては上がってくると思います。ビッグデータ的な注目もあるので、もしかしたら株価はさらに上昇するかもしれません。