実際に就労移行支援にとは?

:上原さん。就労移行支援事業について、詳しく教えてください。「武田塾」は、「エルヴェ学院」さんでちょっとした実験をやっていただきましたが、同時に就労移行支援にも着手されたわけですよね?

上原:「武田塾」というものに対しては、非常に興味と魅力がありましたので、「エレヴェ学院」の三箇所の教室で試験をさせていただきました。様子を見ていると手ごたえが見受けられたので、次は就労移行支援のほうに傾注していきました。勿論、18万円という単価には目がくらみましたし、お伺いすると、20人程度は容易に集まり、その方々の費用は国が負担するというものでした。つまり、簡単で効率のよい事業というのが最初の印象でした。実際に取り組んでみると、困難ではありましたが不可能なほどではありませんでした。「エルヴェ学院」という会社の業績があまりよくなかったので、建前上では社会貢献、本音では一発逆転という下心を持ちながら、ビジネスとしての魅力を強く感じていました。

:就労移行支援のほうが魅力的だったのでしょうか?

上原:まさしくそうです。

実際に就労移行支援に取り組んでみて

:実際に着手してみて、どうでしたか?

上原:僕の場合は、以前に求職者支援訓練、「精華学園」の経験がありました。「精華学園」というのは通信制高校で、ひきこもりの子、人と接するのが苦手な子、うつなどの精神に病のある子などが多く在籍していました。そのような就労移行支援との共通点を組み合わせや、昔取った杵柄のようなノウハウが活かせたという部分はありますが、決して楽な事業ではありませんでした。

:今では予想以上に展開していき、大規模なグループになっています。なので、次回では初期の就労移行支援について教えてください。