「長谷川ホールディングス」の「マイスターコーティング」とは?

:竹村さん。「長谷川ホールディングスのマイスターコーティングについて教えてください」という質問です。

竹村:「マイスターコーティング」については、以前からお問い合わせをいただいていました。

ただ、実は僕もよくわかりません。「マイスターコーティング」は比較的新しいフランチャイズで、情報があまりないのです。

:では、「マイスターコーティング」とは、どのようなフランチャイズなのでしょうか?

竹村:まず、「長谷川ホールディングス」は、以前は「長谷川興産」という会社でした。「長谷川興産」は「おそうじ本舗」の本部になります。「マイスターコーティング」とは、その系譜の新業態のフランチャイズで、住宅のリフォームを行っています。家の内装をきれいにコーティングするという意味が込められている、付加価値の高いフランチャイズのようです。基本的に「おそうじ本舗」は掃除だけなので、単発をいくら積み重ねるかによるのですが、「マイスターコーティング」はリフォームを付加できるので高収入を期待できます。ただ、それが事実かどうかはわかりません。今回の質問の背景には、コーティングではなく掃除ばかりしていて、「おそうじ本舗」とほとんど一緒だという不満の声もあるようです。

:質問者さんはリフォームの契約を取れていないのでしょう。

個人のフランチャイズのノウハウが豊富!

竹村:これはほんの一例なので、実際はどうかわかりません。ただ、個人の力量にもよると思いますが、内装で何百万円も稼ぐというのやはり難しいでしょう。「長谷川ホールディングス」は他にも、家事代行の「マイ暮らす」、靴・かばんの修理とリフォームの「靴専科」、訪問マッサージの「KEiROW」などを展開しています。もちろん、全てがうまくいっているわけではありません。「おそうじ本舗」では低評価の店舗も散見されます。ですが、僕は「おそうじ本舗」で成功している方を何人も知っています。

「長谷川ホールディングス」は、「おそうじ本舗」で成功したノウハウを用いて脱サラの個人に絞ったフランチャイズを展開しているので、その道のノウハウは非常に豊富です。それを踏まえると、どうしても「マイスターコーティング」は迷走気味に見えます。エコを押し出していますがそれだけでは難しく、掃除とも違うので安定しづらいと思います。林さんは「長谷川ホールディングス」の本部が買収されたことは知っていますか?

:知りません。

350億円で売却!

竹村:創業者の長谷川芳博さんが「CVCキャピタル・パートナーズ」という海外のファンドに売却しました。その値段が350億円。あまりに高額なのでニュースにもなりました。「おそうじ本舗」から始まり、派生したり独自の進化を遂げた個人の脱サラのフランチャイズたちが、全体で350億円の価値になったのです。もちろん、IPOを目指してるのだと思います。少し話し足りないので、次回に続きます。