「牛角」の西山社長はどんな人?

:竹村さん。「牛角」の創業者の西山社長はどのような方なのでしょうか?

竹村:西山社長とは「ベンチャー・リンク」時代、「牛角」の開発に関わった縁で知り合いました。一言で言うと、すごい人です。最近はよくメディアに出演しています。林さんは「やきとり屋すみれ」には行ったことはありますか?

:ありません。

竹村:焼肉の「金舌」はありますか?

:「金舌」はよく行きます。

まるで外食の神様!

竹村:「金舌」は東京を中心とした焼肉屋なので全国的な知名度はありませんが、海外にも出店されています。日本の外食文化を海外にも定着させたいと考えているようです。また、僕もメルマガで紹介しましたが、ある記事では外食の神様とたたえられています。記事の内容を見れば誰しもがうなずくはずです。

:とてもためになる記事でした。

父親の敵討ち!

竹村:西山社長は個人的にも付き合った仲なので、詳しく語ることができます。「牛角」は西山社長がある本を手にしたことがきっかけでした。それは「ベンチャー・リンク」が「サンマルク」を広めたというものです。それを読み、三軒茶屋で経営していた焼肉屋も同じように広めたいという思いから、「ベンチャー・リンク」との関係が始まりました。

西山社長は最初に不動産屋で起業して、焼肉好きが高じて店舗を出店しただけで、その状態で「ベンチャー・リンク」にフランチャイズ化を持ちかけてきました。「サンマルク」自体も岡山県で2店舗しかありませんでしたが、これはなかなか決断できることではありません。親から継いだ焼肉屋が繁盛しているので拡大というのであればわかりますが、不動産屋の副業として始めた店舗です。成功する保証は何もありません。

「ベンチャー・リンク」もさすがに即決したわけではありません。「LCA」という親会社の高額なフランチャイズ化に関するコンサルを勧めました。西山社長はその要求を呑みました。どうしてそこまでしてフランチャイズ化したかったのかというと、会社を大きくしたいという欲求が人一倍強い方だったからです。

西山社長のお父さんは企業経営者で、残念ながら倒産の憂き目に遭っていました。西山社長はその経験を間近で見ていたので、リベンジに燃えていたのです。ビジネスに対する執念が尋常ではありませんでした。当時「ベンチャー・リンク」ではさまざまな飲食業界の社長と付き合いましたが、その執念は誰よりも強かったと思います。次回に続きます。