ベンチャー・リンクは、加盟金の変更はできなかった!!

林:銀のさらについてさらに教えてください。あるFCと契約したけど、店舗がなくて出店できていないオーナーに、【銀のさら】を営業したら、みんな乗り換えたのですか?

竹村:乗り換えたのではなくて、追加したのです。

林:追加ということは、もう一回加盟金払うのですか?

竹村:高田屋は物件が出来たらやったらいいので、変更ではありませんでした。

林:高田屋の加盟金を銀のさらに変更したわけではないのですね?

竹村:そういうことではないです。

林:ベンチャー・リンク、おそるべし!!

 

銀のさらは、売りと成功した理由が違う!?

林:高田屋とか牛角が場所がなくて上手くいかないのはわかるけど、銀のさらは上手くいったんですか?

竹村:【銀のさら】は上手くいきました。

林:場所がなくてできないからといって追加で加盟させて、それでうまくいかなかったら大事件ですよね? 上手くいったから良かったものの、これは凄いです。

竹村:最初から激烈に上手くいったわけではないですが、そこそこの売上を上げていって、FCとしては堅実に伸びていきました。
なぜ銀のさらが優れているのかというと、説明会で調理法の違いを宣伝していたんです。マグロの解凍の仕方が違うとかです。

林:なるほどね。

竹村:冷凍のものを解凍すると、ドリップが出ておいしくなくなりますが、”銀のさらの解凍機を使うと、ドリップが出なくて全然マグロが違うんだ”ということを言っていました。要するに商品の違いを売りにしていました。
それは本当のことでしたが、僕が思うには、銀のさらが宅配寿司の市場を制したポイントというのは、調理方法ではなく…。

林:調理方法ではなく…?

銀のさらが上手くいった理由は、チラシにあり!!

竹村:調理方法ではなく、チラシに尽きると思います。チラシが、とてもうまそうなのです。

林:超美味しそうですね。しかも有名な話ですが、チラシと違わないものが届くのです。

竹村:そこが微妙なラインを突いています。地元の寿司屋では、こんなチラシはできないです。

林:こんなおいしそうなものが来るのかという話ですが、本当に来ます。

竹村:ここがすごいところだと思いますし、伸びた理由です。
FCとしてノウハウがあるかと言われると、細かいのはいくつかありますが、1番のノウハウは、このチラシを普通の寿司屋ではできないレベルで、つまり本部でたくさんつくることです。そしてそのチラシを安く提供しました。なぜ安く提供したかというと、安ければどんどんポスティングしてくれるからです。
本部のノウハウとしては、宅配寿司を流行らせるには、2週間に1回はポスティングすることが大事でした。
高いとポスティングしないけど、このチラシは本当に安かったです。
それによって、加盟店はチラシをどんどん撒く。だからSVが、”どんどん撒いてください”と言うよりも、チラシの値段を安くした方が撒くことになりました。
これがノウハウです。

林:高級感がありますし、美味しいし。銀のさら、すごいですね。