三原社長も接触している!

竹村:3回にわたって「ファミリーマート」の新戦略についてご説明してきましたが、今回はその補足になります。実は「ファミリーマート」がコインランドリーに着手するということで、「マンマチャオ」の三原社長も「ファミリーマート」の本部とコンタクトを取っていました。詳細はお教えできませんが、1つのやり方としては場所を貸すという戦略も考えられました。コインランドリーの場所を貸してオーナーをはめ込み、「マンマチャオ」のブランドで開店してもいいはずです。これは「ファミリーマート」にとっても悪くない話です。それに今、コインランドリーを始めたい方は溢れかえっています。「ファミリーマート」の隣に出店できると聞いたら、誰だって出店したくなるはずです。

株本:間違いないです。

フランチャイズ加盟では駄目なの?

竹村:あともう1つ、「ファミリーマート」は夫婦で経営している割合が非常に高いので、その方々に「マンマチャオ」を紹介する方法も考えられました。本部が資金を貸して加盟する、決してできないことではありません。確かに1店舗2000万円ぐらいですが、返済してもらえばいいだけのことです。僕はなぜそのような方法を使わないのかと疑問に思っていました。一見すると、本部主導でコインランドリーに着手するというのは非効率的のように思えました。

株本:コンビニのオーナーさんとはどのような関係になるのでしょうか?

「ファミリーマート」はコインランドリーの利益も入金させたい!

竹村:コンビニの収益に関しても売り上げと同様に管理していくことになると思います。本部としては「マンマチャオ」などのフランチャイズに加盟してほしくないのです。例えば「ファミリーマート」のオーナーが本部の融資で「マンマチャオ」に加盟すると、「マンマチャオ」は別会計になります。週末に雨が降ってコインランドリーが繁盛することもあるでしょう。それはコンビニの本部としては困りの種になります。なぜかというと、コンビニは売り上げを全て本部に入金して、毎月一定の金額が払い戻されるというCタイプが多いからです。なので、利益についてはよくわからないようにしてあります。おそらくですが、本部主導でコインランドリーを作るのは、それらの100円玉も全て入金させる必要があるからです。コンビニとしての重要な会計の体系を崩したくないのだと思います。「ファミリーマート」とコインランドリーの間の利益に差があるとややこしくなります。今後もコンビニに併設する手法は多く取り入れられていくと思いますが、本部主導というのは変わらないはずです。24時間フィットネスにも同様のことがいえます。