業界の最大手はあの「おそうじ本舗」!

:前回に引き続き「Build’s」の松原さんにお越しいただいております。売上保証、限りなく低い解約率、完璧なビジネスモデルだと思います。業界の最大手はどこになるのでしょうか?

松原:お掃除業界という枠で見れば「おそうじ本舗」さんになります。

:「おそうじ本舗」さんは売上保証をしていますか?

松原:していません。

:継続率、解約率はどうでしょうか?

松原:「おそうじ本舗」さんのビジネスモデルはハウスクリーニングです。例えば僕はネクタイをしていますが、このネクタイは普段から身に着けているものです。もしこのネクタイが妻から記念日にもらった贈り物であったとしたら、着用する機会は制限されるかもしれません。

この業界も同じで、個人のお客さまというのは多様な事情を含んでいます。その全般に向けてマーケティングをするよりも、BtoBの場合であれば経費、効率化、人材採用の不満など、ある程度ターゲットを絞り込むことができます。

「おそうじ本舗」さんのマーケティングは大変素晴らしいと思いますが、個人に特化すればするだけマーケティングは難しくなり、単発にもなりがちです。一方、「Build’s」の場合は継続が大前提です。単発ではなく契約なので売上保証が可能となっています。

「Build’s」はBtoB!

:「おそうじ本舗」さんは最大手で素晴らしいマーケティング力もありますが、BtoCなりの盲点を背負っているということでしょうか?

松原:そうですが、それはお互いさまです。BtoBの「Build’s」は現在のモデルのためにBtoCの道を捨てています。「株式会社アクア」はもともと「ダスキン」のウォーターサーバー『アクアクララ』のフランチャイジーでした。顧客を開拓していく中でBtoCよりもBtoBに着目するようになり、「ダスキン」からの派生でビルクリーニングというアイデアが生まれました。

加盟数78名。いまだ撤退ゼロ!

:現在、加盟数はどれぐらいでしょうか?

松原:2018年3月の研修中のオーナーさまも含めて合計78名です。

:どのぐらいの期間で集めたのでしょうか?

松原:約3年8カ月です。

:加盟された方々の継続率はいかがでしょうか?

松原:100%です。皆さま例外なく満足しています。

:いまだ撤退ゼロはすごいと思います。

松原:その点には非常に自信を持っています。

:聞けば聞くほど夢のようなフランチャイズです。クリーニング業界を考えられている方はぜひご検討してみてください。

松原:よろしくお願いします。

:次回は竹村さんにもっと詳しく質問してもらうことにしましょう。それにしても、今の時代にビルをしっかり掃除してくれる方はあまりいないのではないでしょうか?

松原:正直に言うと、弊社で一番苦戦しているのはフランチャイズオーナーさまの加盟開発です。

:だからこそ、一生懸命に清掃できる方ならば成功すると思います。今回はどうもありがとうございました。